違和感ドラマー　作詞；砂糖

（１）

埋もれた世界の崩れる足音。
どこかの汚れた路地裏、響いた。

生きてるふりして　死んでいるのか
ぶら下がるようにして　生きてるんだ

ぼくらを笑ったあいつらにはもう　自分を笑う権利すらないんだ！
そう思うと気が晴れるや、そう現実逃避した　あのうす暗い部屋で

「もう、自分すらわからない」
結局、なにもかも変わっちゃいないのさ、そう誰もかも解っちゃいないのさ。この世界を！

ハレルヤ！　気が晴れるや乾いた笑いで覆いつくされてく。自分漂う。窓の外もう誰も何も信じない信じられないメッセージ性の欠片さえも。

（２）

溶けてく世界の朝焼けの色と
だれかの叫んだ声色（こわいろ）、響いた。

ズレてるふりして　ブレているのか
蛇足のようにして　生きてるんだ

蛇足に生きてるぼくなんかにもう　明日を生きる権利すらないんだ
そう思うと気が軽いや。　そう現実直視した　あの戯言ばかりで

「ああ、他人なんかわからない。」
始まる。何もかも変われないのさ。ああ、ぼくだけが解っちゃいないのさ。自分自身こそ！

消えてよ！　自我ハレルヤ　湿った他人で覆い尽くされていく。他人潤う。窓の中もう誰も何も信じない、信じていない決定的損失を抱えて。

「震える手のひら。
だけどその中に何かあるって信じてるんだ。」

消えてよ！　自我ハレルヤ……。　湿った他人で覆い尽くされていく？　自分漂う。窓の外もう誰も何も信じない信じられないメッセージ性の欠片さえが欠落した世界。

そうだよ！　空晴れるや　いつかのぼくを消し飛ばしていく。自分消失してなにもいらないもう誰にも頼らない、そんな結末。いつかのぼくらに変わっていくそんな世界。