無駄を楽しみにしてる
そんな気がした一週間
僕は
君に逢うためだけにここで偶然を探してる
だけど
それは君にとってどうでもいいことだから
僕のこの時間はただの趣味ってことで
笑っといて

雨の音が　耳に届く
まだここにいる理由が増えた
そうして誰にも見えないとこで笑って
ねえ
愛してほしいな
ってか好かれたい
そんな寝言はベッドでも言えないや

やいやいやいやい　や
君に届かないこの手なんかいらないから
やいやいやいやい　や
僕をそろそろ自由にしてくださいな
やいやいやいやい　や
つぶやいてみたって立ち上がる気はない
やいやいやいやい　や
まだここにいて
君を
待っていたいの


人生は無駄でできてる
って誰かがいってましたし
それなら
君を待つこの時間もときめきも不安も
人生さ
それを君の人生にからめたいのよ
僕のこの時間が精一杯のラブソング
気づかないで

君の傘は　鞄の中
教えないでそのまま隠れていて
そうしてちょっと意地悪なお願い
ねえ
振り向いてほしいな
ってか僕を見て
なんて我が儘穴にも叫べないや

やいやいやいやい　や
君に釣り合わない僕なんかいらないから
やいやいやいやい　や
僕をそろそろ楽にしてくださいな
やいやいやいやい　や
最期のとどめを君にもらいたくて
やいやいやいやい　や
早く逃げてよ
君を
諦めたいの


さりげない優しさは
もったいなくて受け取れない
そばにいてくれても
こんな僕じゃ申し訳ない
君にはきっともっといい子がいるんだから
こんな僕にかまってないで
白いお馬さんで
迎えに行きなさいよ

やいやいやいやい　や
君の幸せをせかしてるふりをして
やいやいやいやい　や
ほんとは君で泣きたいだけ


わかってるんだ

やいやいやいやい　や
君を世界で一番幸せにしたいよ
やいやいやいやい　や
僕はほんのちょっとだけ不幸になるね
やいやいやいやい　や
最期のとどめを君にもらいたくて
やいやいやいやい　や
僕は本日も
君を
待っているんです