果てない空
果てない大地

殻に包まれた身体
浮かぶ空は
総ての空の色を纏い
昼夜問わず回る万華鏡

果てない宇宙
果てない海

割れることない殻
微かに伝わる命の灯火
何の為に産まれたのか
それは卵にしか分からない

果てない子守唄
果てない輪廻

善も悪も分からない
殻の中で何かがうごめく
聞こえてくる時計の秒針の音にのせ
何かが始まる

蜘蛛の糸で出来た
卵の殻が割れていく
瞬時に光が溢れ出し
白い世界に包まれる

何かが始まった
この世界を革命する
歯車が回りはじめた