疵跡を舐めるためだけに舌を這わせて
 余計な潤いは口唇を狂わせる
 どうせなら躊躇なくその牙で噛付いて
 鮮血の飛沫は一雫紅を染める

 愛を言葉で語るだけで罪になるなら
 人間程愚かな存在は居ないだろう

 愛も偽りも過去も未来も何もかも
 降り頻る雨の勢いに逆らえず流れて
 時が経ったなら澄切ったあの美空では
 心の曇りを撃ち貫く7色の弩が弧を描く

 古疵が癒えてしまうのはとても哀しく
 見えない所では寂涙に溺れてる
 孤独なら遠慮なくいずれは襲いかかり
 戦慄の旋律奏でたら死島に堕つ

 愛情を伝えたいならば罪を恐れず
 呆れる程飾った言葉でも投げかけよう

 純な恋沙汰も夢も現も虚ろ気に
 咲き誇る事が人生のささやかな幸せ
 雨が止んだ後澄切ったあの美空では
 叶わぬ恋をも撃ち貫く7色の弩が弧を描く

 この胸に突き刺さった矢先は
 冷たく鋭く凍えてしまいそうで
 抉られたハートが鼓動を止めた

 愛も偽りも過去も未来も何もかも
 降り頻る雨の勢いに逆らえず流れて
 時が経ったなら澄切ったあの美空では
 心の曇りを撃ち貫く7色の弩が弧を描く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

愛術”弩[七式]”

これも暗いですねー。難しくてカッコイイ言葉を使おうと必死ですねー。詰め込みすぎですねー。でもいい作品でもあると思う。

閲覧数:20

投稿日:2012/01/31 22:03:24

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

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