「こんにちは。」
ある日の午後、ひょっこりと起こしにきたミクさん。
狸寝入りして、様子を見ていると、
「あれ? もう朝だよー。昼だけど。」
ふわっとした香りと共に、何かが、顔の上に覆い被さる。
* 起きる
* そのまま寝る =>とんでも属性 +5
---------------- 起きる
おもむろに目を開けると、そこは暗い世界。
「髪を顔に乗せるのは、止めて下さい。」
髪の束を支払いのけて、後ろを向いているミクさんに声をかける。
「あっ、起きた。早く、お歌のお稽古しようよー。」
どうやら、ミクさんが時計を確認しようとして振り返った時に、長い髪が私の顔にかかってしまった様だ。
---------------- そのまま寝る
とりあえず、私は横に寝返りをうって、息をする場所を確保した。
「起きないと、びりびりしちゃうよー。」
どのような起こし方をするのか興味があったので、もう少し起きるのを遅らせていると、
「バチッ、バチバチッ」
なにやら不穏な気配。
「朝だよー」「ビリッ」「起きてよー」「バチバチッ」
周りがなんだか、焦げ臭い。
「びりびりしちゃうよー。」
しちゃったよの、間違えではないでしょうか。
声を出そうとしても、
なぜだか、声を出す為の筋肉が動かない。
「早く、お歌のお稽古しようよー。」
しますから、その前に、妙な能力を、止めて下さい。
。。。
その日は、ミクさんに歌の指導をする事は出来なかった。
私が倒れている間、側で彼女は、ヒーリングな曲を懸命に歌ってくれた。
...その気持ちは嬉しいのですが、歌う前に介抱して下さい、ミクさん。
起こしに来るミクさん
「ミクさんの隣」所属作品の1つです。
まとめ読みしたい方は、ブックマークなどからどうぞ。
ブックマーク = http://piapro.jp/bookmark/?pid=to_dk&view=text&folder_id=173153
to_dk作品紹介(ブログ) = http://tounderlinedk.blogspot.com/2010/07/blog-post_4264.html
コメント0
関連動画0
オススメ作品
ネツボウ
ネツボウ
mesomeso4282_ryu
響かせていく
The party's over お芝居はお終い
止まらない
We get it, we get it go
導いて頂戴
Don't cry
あたらしい今も
Throwback
気後れないように創るから
必ず追い付いて見せるから...Supernova
春野
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
ゆれる街灯 篠突く雨
振れる感情 感覚のテレパス
迷子のふたりはコンタクト
ココロは 恋を知りました
タイトロープ ツギハギの制服
重度のディスコミュニケーション
眼光 赤色にキラキラ
ナニカが起こる胸騒ぎ
エイリアン わたしエイリアン
あなたの心を惑わせる...エイリアンエイリアン(歌詞)
ナユタン星人
廃墟の国のアリス
-------------------------------
BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
-------------------------------
曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想