全てを消した世界の端に
置いてかれた僕は

夜を誘う呼吸飲む

午前零時の冷たい空に
溺れてたい僕は

君の声を封じ込む

青く染まってく深海で
僕たちは雑念を手放した

鮮明な夢、見てた真夜中
涙流す僕は

朝を探す舌を噛む

ボクハトベルと重たい空に
恋い焦がれる僕は

君と共に羽を持つ

赤く染まってく夢枕
僕たちは概念を忘れ去る

天に雫が落ちてくように
僕も空へと涙を零す

雨が焔を愛するように
君も星へと歌声捧ぐ

はぐれないように
小指を絡めて

朝を語ろう

ノイズの海に踊る花弁
美しく漂う

夜の先に何か見る

水は枯れ果て鏡が消えて
一つになる月は

君の景色探り出す

暗く濁ってく深海で
僕たちは揺らぐまま流された

波紋に音が伝わるように
僕も刹那を息吹に乗せる

サカナが空気求めるように
君も何かの形を望む

微睡んだ夜に
小指を絡めて

夜に眠ろう

透明な嘘が廻るように
僕も寝言を繰り返してる

終末がすぐ追い付くように
君も裸足で駆け巡ってる

二人の世界に
溺死してもいい

昼を溶かそう

全てを消した世界の端に
置いてかれた僕は

君にただ囁く


おやすみ


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夜の海

さっちん様の楽曲(http://piapro.jp/t/AiBN)に詞をつけさせて頂きました

閲覧数:144

投稿日:2013/12/28 05:45:04

文字数:509文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました