君はきっと その言葉だけで僕を殺せるに違いない
君はだけど 地を這う蟻も言葉で殺せやしないんだ

連なる砂を 辿る蟻を 踏みつけ殺して君は笑う
だから僕も笑うんだ そしたら君は怒るだろう
怒った君の紡ぐ言葉で 世界に光が差すだろう


君はきっと その涙だけで僕を殺せるに違いない
君はだけど 動かない花も涙で殺せやしないんだ

優しい風に 揺れる花を 引き抜き殺して君は笑う
だから僕も笑うんだ そしたら君は泣くだろう
泣いた君の転がる涙で 世界は色付いてくだろう


知ってるかい 気付いてるかい
僕はもういないってこと
わからないなら教えてあげる
いないからやっぱり無理だけど


君はだから そのナイフで僕を殺せる筈もない
君はだけど 蟻刺し花切り命を潰せはするんだよ

崩れた心と 消えた温度に 気付くことなく君は笑う
だけど僕は笑わない それでも君は気付かない
眩しい世界の色に犯され それでようやく気付くのかい


光差す中鮮やかに 色付き世界は咲き誇る
やっぱり君は笑うんだ
君の望んだ世界と共に 君は笑ってくれるんだ
君はきっとその笑顔だけで僕を生かせるに違いない
僕はだけど君の世界に二度と生まれはしないんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

HCV

閲覧数:110

投稿日:2008/03/05 11:33:28

文字数:514文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました