言ノ葉 / 重音テトSV



紡ぎ絆される音の中
言ノ葉が世界を染めていく

混み合う改札でイヤホンをする
どうでもいいやと心がつぶやく
宛てない助けを求めるように
ノイズキャンセル 言葉を吐く

愛は世界を救うでしょ
いえいえ
愛は憎しみを生むでしょ
口では何とでも言えるでしょ
いえいえ
神はいつでも見てるでしょう

カラっぽのまま 
ただ蒼いこの空を見上げていた
一粒の雫がポツリ 
鼻先を湿らしてた
日が暗み 
夜染まり 
静かに寒くなった
感じたのは 
一粒のちっぽけな生命だった
それだけだった

誰か(他人)ががくくる幸せとか
僕の手には触れない 
ハリボテ
コトバの幻想 ゆらゆら 
自分の生命が沸る音で 突き刺せ

愛は生命を繋ぐでしょ
いえいえ
愛は所詮 幻想でしょう
倫理が世界を正すでしょ
いえいえ
コトバで人を嗚呼(56すでしょ)

止まったままの淡い想い 
握りしめた手を開いてみた
二粒の涙がポツリ 
掌に落ちていた

日が昇り 
朝を待ち 
微かに熱くなった
感じたのは 
ただ青い
幼き僕(頃)の 
言ノ葉だった

意味を解かれたコトノハは
僕を透明に染めていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

言ノ葉 / 重音テトSV 歌詞

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投稿日:2024/02/22 22:25:08

文字数:499文字

カテゴリ:歌詞

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