レイジ歌詞

なあなあ馴れ合って
慰め合っちゃって
まあまあそれなりに
生きてた

幻想だったんだ
そんな世界に
同調出来なくて
憂き世に浮いた

さあさあ始まった
泥仕合は
愛憎入り交じった
喜劇さ

想定外だった
彼奴も奴も
本当の姿知らなかった

何奴も此奴も最低さ
だけど僕だって同じなんだ
間違って生まれた
痛みは消えないけど

空舞ってしまった運命は
掻き鳴らせ もう恐れずに
錆び付いた刃削ぎ落として
バラバラに斬り裂いて

消え去ってしまったものなんて
意味なんて無いさ ヒリついた
迸る刹那を 取り戻せるのならば
構わないさ

騙せないぜ お前はライアー
見え透いた シンパシー
明かさないぜ 握ったナンバー
聞き飽きた アイロニー

二人で歩いたあの夏は
吹き晒されて色褪せて見えた
そんな思い出に
殺されてしまう前に

忘れてしまった痛みなら
踊り狂って取り戻せ
閉じ切った部屋の境界を
蹴飛ばして始めよう

澄み切って歪むこの世界じゃ
街角の天使たちは
居場所を無くし
呼吸も出来ないなんて
救えないぜ

目を逸らして捨てたカルマ
浄化出来ない激情
愛想 残量 尽きてしまえば
燻り出す君の瞳

変われない僕は最低さ
だけどこのままじゃ終われないから
吐き出すバックファイア
止められない衝動

やらかしてしまった後悔は
掻き鳴らせ もう振り切って
赦せなかった裏切りも
バラバラにしてしまおう

響かせてよ もう一度
あの頃にすぐ跳べるから

どうしたってまた
ループしまうのは
見えないもの
見えてないから
同じ過ち
また繰り返すなんて
笑えないぜ