“誰か”が嗤っていた。

怖い。

僕はそれしか覚えてない。
僕が覚えている唯一の過去。
僕が“僕”になる前。

いつしか僕は
誰かを“嗤う”ようになった。

僕は“悪意”。
全てを笑う歪んだ感情。
誰もが持っている負の感情。
誰もが捕らわれてしまう。
それを抑えるのは一つだけ。

愛すべき狂気と理性をもった“彼”だけ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

E-0のつぶやき

E-0がつぶやいたこと。

閲覧数:45

投稿日:2011/11/12 12:56:47

文字数:161文字

カテゴリ:小説

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