『君への狂想曲』

美しくも無い
君にはぴったりの狂想曲
物語を紡ぎ
貴方を惑わす

君の終焉の日を待ち 魔の少年に人声
小さな駒に宿りし 悲しき道化師の哀愁漂う狂想曲
順に綴られる詩に続き 君の言葉を待つ君の声
輝き轟く金色の魔本 貴方が僕に渡した禁断の断罪
神に祈りを 魔王に断罪 言葉こそが大いなる罪の予言
溜まった君への瞳の罪に
踏み躙られた舞の十字架
その眼に映った禁断の時計仕掛けの衝動
君に与えよう
甘い甘い舌の感覚

美しくも無い
君にはぴったりの狂想曲
物語を紡ぎ
貴方を惑わす

君に与えた人形に伝う 命の艶かしい雫
大きく弄り弄ぶ 涙で濡れたジョーカーの至高の狂想曲
悉く縛られる呪縛に 束縛心も君が望んだこと
ソシテ光る貴方の爪に 見えた美しい真紅の液体
神に祈り 魔王の断罪 全ては出目次第に罪に濡れる
止まった指先に宿る魂
踏み遊ばれた悲しき欲望
対した失望に禁断の魔術で愚を犯した言の葉
君に与えない
貴方の眼で答えよう

美しく変わった
君に秘密の魔術狂想曲
フリーを自由に
弄ぶ歌声

失望に恵まれ
貴方を映した狂想曲
涙を堪え
歌声を拒む

寂しがったのは僕だけだったのか
愛したのも僕だけだったのか
きっと、綴り続けた先に
愛しさと、狂おしさが混ざり合って
全ては

君に振り向いてほしかっただけ
そして■■■■や△△△△で××××××な想像を呟いた


拒んだ先も
拒む前にも決まっていた
サダメに君は
罪で消えた

コノ狂想曲
いつの日か誰も気付かない
狂想曲に
変わるだろう

僕はそのことを
待つように貴方を
狂想曲を
消えた君を






ライセンス

  • 非営利目的に限ります

「君への狂想曲」

全ては君が好きだったから
綴った物語は次第に炎をあげ熱くなり真っ黒な灰に変わった

一生、誰の目にもとまらない
悲しき青年の物語

閲覧数:49

投稿日:2011/11/22 13:54:19

文字数:696文字

カテゴリ:歌詞

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