ぱらぱらふれるまたたきのは
ずっと とどかぬひと
つげるきびたきはまちのなか

それは ゆめのなか?    それからゆれる羽撃きの座
うだるような        そっと 覗き見えた
あつさとたいかにち     ぼくは端敵(はがたき)にあらずとも

つらつらながるせせなぎのよ それは 昼日中
いっと したたるおと    滴るような
いてるまくなぎはもじきなか 行作と天赦日

それは はいのなか     ながなが伏せる宵鳴きの詐(さ)
かたるような        さっと 探し当てた
ぞうさとひゃっかにち    ぼくは帯刀(たちはき)にあらずとも


そは宛の先 天降し 語(こと)問ひし 種種(くさぐさ)に
知ろし食(め)せと事依(ことよ)さし奉(たてまつ)り

神議(かむはか)り 此く出でば 天つ罪 國つ罪
知ろし食さむ許許太久(ここだく)の罪出でむ


重ねた記憶は千五百(ちいお) 千五百に
いまに纏い付く知らぬ送り先

         まだかな
         束ねた二の句を千入(ちしお) 千入にて
         ぼくはまた斎(いつ)く

ああ きみの手は透ける


さばいろあせることかきのよ
きっと しきたること
うせるうわばきはみえぬまま

それは なにのなか?    さらさら知らぬ幸先は些
すたるように        じっと 思い見えた
さむさとみょうごにち    ぼくは夜焚きに触れずとも

ならしおおせるものうきのと それは 申し沙汰
もっと かくたること    来たるように
しせるささやきもよるよなか 手草と鬼宿日

それは どまんなか     それなら言わぬ食い先の価
たたるような        きっと 睨み据えた
ゆくさとどうこにち     ぼくのつぶなきは触れずとも


そは宛の先 天降し 語(こと)問ひし 種種(くさぐさ)に
知ろし食(め)せと事依(ことよ)さし奉(たてまつ)り

神議(かむはか)り 此く出でば 天つ罪 國つ罪
知ろし食さむ許許太久(ここだく)の罪出でむ


浮かせた気息は真青 真青に
暇に誘い付く見えぬ舌の先

         まだかな
         急かせた二足を真朱 真朱にて
         下げぬ衽先(おくみさき)

保たせた波束は真直(まなお) 真直に
いまに祟り付く消えぬ手爪先(てづまさき)

         それなら
         削がせた不足は洞(うつお) 洞にて
         ぼくはまた空(うつ)く

ああ きみの目は囘(まわ)る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【浮遊レイ&白音つくね】氛々囘々【オリジナル曲】

【浮遊レイ&白音つくね】氛々囘々【オリジナル曲】の歌詞

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投稿日:2018/11/26 23:07:03

文字数:1,072文字

カテゴリ:歌詞

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