幾つもの言葉を重ねた
幾つもの音を連ねた
それでも尚且つ埋まらない
この心の空白

覚えたての言葉はまだ
借り物のように漂う
並べてく綺麗な上澄み
詰まらない音階

飾り立てるのはここで止めにしようか
張り付けた見栄はいらない

僕がいま生きることで
誰かを傷つけてやいないか
この歌も誰かの毒になるだろうか

それでも
いつか帷を裂く光になって
君に届ける声は
いつか目覚めを呼ぶ光のように
あたたかさを帯びたい

こんな僕にも 意味があると思っていいかい?

覚えたての歩き方を
試してみてまた転んだ
掴まる場所はもう無かった
誰もいない荒野

僕が歩き出したこの道も
顔の見えない誰かを踏みつける
何気ない一挙一動も
また誰かの心を抉るだろう

傷つき 傷つけ合って
挫けるたび地についた泥だらけの手だ
傷つけることで傷つくなら
こんな両手だって誇らしいじゃないか

いつか明日を運ぶ風になって
君に繋げる声は
いつか頬を撫ぜる風のように
やわらかさを帯びたい

幾つもの答えを見つめた
幾つもの歌で辿った
それでも尚且つ埋まらない
空白を満たすのは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

月の凪ぐ未明に歌う

閲覧数:182

投稿日:2015/01/17 15:48:37

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました