どの冬
雪が降った乗り場の上
明日に向かう定期券を持って
列車を待っています。
まだ来ていない朝
乗り場の上の一人ぼっち

誰かは今日から逃げるために明日に向かうと言いますが
私はよく分かりません
明日はいつも私が向かう未来
それが世界ではないかと思います
到達することはできないところですが、きっと存在しますから
列車もあれば定期券もあると思います

明日というところはどんなところでしょうか
いつも考えています
誰かは暗いところだと言いますが
美しいところだと思います

朝はいつのまにか目の前です
列車はまだ来ていません
明るい空です、今日も行けなかった明日というところです
明日というところはどうやって行けるのでしょうか
列車もあるし、定期券も買ったんですが
果たして到達できるのでしょうか

結局明るくなりました
今日も諦めてまた今日に戻ります
明日というところは存在するのでしょうか？
家に帰ってずっと考えてみなければなりません。