沈んだ黄色い街
ふたりで埋めた記憶

風に語る海原
空が揺れた死者の哀歌

成れの果てに咲いた
眠り花が笑う

守れなかった君の
穢れて行く記憶

忘れないでずっと
分かり合えた日々を
夜空に隠した声よ響け

地を這う醜い鳥
睨んだ岸の向こう

辿り着いた古里
羽根を添えて空へ帰る

大事な思い出が
ふたりを繋いでる

舞い落ちてきた羽根に
懐かしい温もり

忘れないでずっと
笑い合えた日々を
必ず会えると信じ進め

忘れないでずっと
分かり合えた日々を
聞こえた古里の歌空へ

しずんだきいろいまち
ふたりでうめたきおく

かぜにかたるうなばら
そらがゆれたししゃのあいか

なれのはてにさいた
ねむりばながわらう

まもれなかったきみの
けがれてゆくきおく

わすれないでずっと
わかりあえたひびを
よぞらにかくしたこえよひびけ

ちをはうみにくいとり
にらんだきしのむこう

たどりついたふるさと
はねをそえてそらへかえる

だいじなおもいでが
ふたりをつないでる

まいおちてきたはねに
なつかしいぬくもり

わすれないでずっと
わらいあえたひびを
かならずあえるとしんじすすめ

われないでずっと
わかりあえたひびを
きこえたふるさとのうたそらへ