A
今日も人波掻き分けて
何の目的もなく
冷たい街を歩いている

B
灰色の風を受けながら
色の無い夜空を見上げ
ゆっくり眼を閉じてみると
時間が戻る様な気がした

S
今はもう消えてなくなってしまった
君と並んで歩いたあのあぜ道
蛍がふわりまたたいた
まるで夜空が落ちて来たように


A
風の行く先に身を任せ
抗うことを諦め
綿毛のように揺蕩うだけ

B
灰色の森を通り抜けて
生の無い水面を覗く
ゆっくり眼を閉じてみると
あの日がまた来る様な気がした

S
今もまだ記憶という蔦に絡まった
君と寄り添い眺めたあの葉桜
蛍がふわりふわり舞い踊る
まるで夜空へ昇ったように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

蛍 -hotaru-

郷愁なイメージです。
本人は故郷ってものは無いので、勝手なイメージですが。。。
珍しくABSABS進行です。

12/02/?? いつのまにか完成
12/01/13 仮版

閲覧数:142

投稿日:2012/03/05 16:12:57

文字数:289文字

カテゴリ:歌詞

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