飛べない小鳥は　今日も鈍色の空を仰ぐ
傷を負って　羽ばたくことも出来ず
なすすべもなくただ震えている
焦がれていた空に向かって
手を伸ばしても届かなくて
飛べない君のこと
臆病風に吹かれたと誰かが笑った

だけど私は知っているよ
その小さな胸にしまい込まれている
熱い思いの事を
飛べないことのいら立ちとか
傷つくことの痛みだとか
君はもう知っている
それでもなお羽ばたこうと翼広げる勇気も

出来ないこと数えて心へらすより
出来ることを数えていこう
空の飛び方忘れたのなら
諦めないでさあまた思い出せばいい
不格好でも　間違っても
描く夢に近づくため羽ばたいていこう
己の心が命ずるままに

辛くなったならこの胸を貸そう
疲れたら休めばいいのだから
くじけても譲れない思い胸に抱いているなら
何度も何度でもきっと君なら立ち上がれるはずさ

これから先も困難が待ち受けているだろう
嵐の中で吹き飛ばされることもあるだろう
それでも諦めない君なら
どこまでも飛んでいけるはずだよ
いつかきっと　この空へ