重なるのは空想
白い頁
書き留めたらまた寂しい
琥珀色の世界に迷って、何処まで
進んでも戻ってもいいね
どこまでもどこまでも
希望だけで
……でも終わりを恐れてた
心でどこまでを往けるのかな
投げ捨てた鍵が輝くけど
ひとりきり、それでも歩いて
拾い上げる、ここにいた証を
織り成してはほどいて
二つの窓を
悩んではあの星を消そうと……
どこまでもどこまでも
なにもなくて
でも笑っていられたね
心はいつまでそこにあるかな
身勝手なままに歩き出して
ひとりきり、まだ見ぬどこかを
探している、生まれた証を
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