未来予知少女　作詞・響音声　歌・GUMI

これは一人の少女の悲しい物語

その少女は初めて自分のことを　「理解した日で」
このとき自分が轢かれる未来を　「見てしまった」

自分はこのまま世界から消えていく？それならば
この未来ごと世界を変えるんだ・・・

私は未来予知の少女　誰もが知りたがる未来を
さぁ、その目でとくとご覧なさいよ
これであなたも明日からは「勝ち組み」の一人なのです
その未来もあなたの手で変えられるんだから

自分はあの時轢かれる未来を知ったとき「何をした？」
それは自分の友達を「犠牲にした」

自分だけほかの人とは違う「何かを」
この手で　掴んだ　それが今の自分

世界中の現人類よ　ひれ伏して拝んでいなさい
あなたもその一人なのです
この手で握る人の運命　誰もが知りたい先の未来
先の見える未来なんてあってもどうでもいいものね

世界がひれ伏すそのさまを　自分は無情な目で見てた
これから世界の混沌が起きることを　知りながら

自分はその日台の上に　僕を従え立っていた
そのとき白人の刃が　自分の背後から飛び出た
自分はその場で倒された　その人の顔を見つめながら
「また会えたね」と言葉を残し　自分はこの世を去ってゆく

いつしか時は流れてゆき　少女は世界に消えてった