A
薔薇の姫君 深紅を愛で
ただ麗しき夜に染む

秘する梔子 真実さえ
優しく屠り寄り添う

B
華麗な戯言なら
酔い痴れた道化たち
お舐めなさいな

S
咲き乱れ 乱れ踊れ
翻すドレス そう毒の花は孤独を喫む
掻き乱せ淫らに散れ
ひれ伏す眼差し 色移り魅惑惑う


A
百合の仔羊 漆黒撫で
未だ哀しき世を忌む

B
虚構の残月など
潔く切り捨てて
悦びなさい

S
焼き焦がれ 焦がれ想え
舞いあがるドレス ねえ牙を隠し蠱惑の笑み
靡かせて枷を千切れ
流れるその髪 追憶の甘美な熱

C
虚栄に懺悔を見よ
貪るは愛と憎
お辞めなさいな

S
泣き憂う 憂い嘆け
棘混じりの雨 ほら融かされて可憐に鳴く
抱き揺れる 触れて消える
堅牢な城に眠る 闇深い宵

S
咲き誇れ 誇り狂え
永遠のドレス まだ欲の蜜満ち足りぬと
咲き乱れ 乱れ謳え
翻すドレス 隠匿には背徳を


——ひらがな——
A
ばらのひめぎみしんくをめで
ただうるわしきよにしむ

ひするくちなししんじつさえ
やさしくほふりよりそう

B
かれいなざれごとなら
よいしれたどおけたち
おなめなさいな

S
さきみだれみだれおどれ
ひるがえすドレスそおどくのはなわこどくをのむ
かきみだせみだらにちれ
ひれふすまなざしいろうつりみわくまどう


A
ゆりのこひつじしっこくなで
いまだかなしきよをいむむ

B
きょこおのざんげつなど
いさぎくきりすてて
よろこびなさい

S
やきこがれこがれおもえ
まいあがるドレスねえきばをかくしこわくのえみ
なびかせてかせをちぎれ
ながれるそのかみついおくのかんびなねつ

C
きょえいにざんげをみよ
むさぼるわあいとぞお
おやめなさいな

S
なきうれううれいなげけ
とげまじりのあめほらとかされてかれんになく
だきゆれるふれてきえる
けんろおなしろにねむるやみふかいよい

S
さきほこれほこりくるえ
えいえんのドレスまだよくのみつみちたりぬと
さきみだれみだれうたえ
ひるがえすドレス いんとくにわはいとくを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

薔薇は毒を愛でる【曲:黒牢様】

曲:黒牢様‪

編曲の際の歌詞改変、調整は問題ありません。
また、対応も可能です。

閲覧数:363

投稿日:2022/02/25 08:41:05

文字数:859文字

カテゴリ:歌詞

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