痛み止め(off_vocal)
あなたのいない夏が来る
そんな予感が 胸をかき混ぜる
祭囃子の季節まで待てない
あなたはまるで早咲きの向日葵
波打ち際を走っていく
あなたの足は鮮やかに砂だらけ
待って 一人で進むには
その先はあまりにも寒いでしょう
あなたの苦しみを あなたの痛みを
この私に少しでも分けてください
私にもしも力があったら
今すぐにでも代わってあげたい
そんなことはどうやらできないようなので
私の存在が
あなたの痛み止めになれ
あなたの宝物の鉢植えに
どれだけ水をやるのか 私 知らない
ほら早く あなたが見てあげないと
わたしはきっと枯らしてしまうよ
あなたの苦しみを あなたの痛みを
この私に少しでも分けてください
私にもしも力があったら
今すぐにでも代わってあげたい
そんなことはどうやらできないようなので
私の存在が
あなたの痛み止めになれ
あなたの読みかけの本を
私の部屋の窓際に置いた
いつでもおいで
あなたの好きなピアノを弾いて
待っているから
あなたの苦しみを あなたの痛みを
この私に少しでも教えてください
私の存在は あなたのどこかに
痛み止めのように効いたでしょうか
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