ゆっくりスクロール
         詩:赤りんご@

家から出た僕の背中には
羽なんかなくてなんか空しくて
床に落ちた虚無感
拾い上げて何を試したいのか
分からなくてなんとなくでドアを開けた

もしもきっと君がこの窓を開けて
もしも必ず僕がその手を取って上向くなら


ここにもないあそこにもない探し続けて
走って転んでお腹が痛いと休んで
「どうぞ」お茶を渡す君は
なんか幸せそうに笑ってた

小さい微笑紡ぐように
それを結んで開いて閉じて
空に飛ばしたシャボン玉は
やっぱり屋根まで飛んで割れた

もしもきっと君がこの空に向かい手を伸ばして
それを僕が隣で一緒に手をつないで笑ったら


ここにあったはずの手の中にあったはずの
心とか夢とか愛とか好きとか
「どうしたの?」そんな心配そうな顔の君は
なんか辛そうにしてたんだ

あの時覗いた曲がり角
見上げた空にシャボン玉はなくて
田んぼに映るとんぼが代わり映えしなくて
少し笑いながら君に手を振った


当たり前の君がいなくなって
探し回ったけど見当たらなくて
今はずっと歩き回ってるよ
焦ってもたぶん見当たらないから
君がそれだったようにゆっくりしようかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ゆっくりスクロール

閲覧数:116

投稿日:2012/08/23 19:07:43

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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