それはとても単純な 言葉の綾というやつで
黙って見ているだけで 誰にも聞こえない
連なっていく文字列 人には流されていって
そばに居続けることも 困難を極めてる

「うれしいな」「ありがとう」
たった五文字の言葉が
僕の視界をぼやかす
君が見えなくなってく

君の目を見させて 君の耳を聞かせて
穢れなきその心を 僕に触れさせて
形のない君を 音と光で伝えて
哀れなりこの心を
自分で頼ることもできないのに


これはどうも複雑な 想いの丈というやつで
見えないし聞こえないし そのくせ泣き叫ぶ
連なっていく文字列 味気も込めた想いもない
声をかけてあげるのも 羞恥が拒んでく

「大好きだ」「愛してる」
たった五文字の言葉も
僕は言葉を濁らす
君はなんにも言わない

僕の声を震わせ 僕の想いを伝えて
云われなき暴力で 壊れゆく前に
覚悟のない僕に 君の笑顔で勇気を
実らないこの想いを
消化も昇華もできずに流れる


そう これはなんだって
君は誰だって
誰にもわからない
もう 君の声は
届かないんだって
信じたくないから

「もうなにもいらないよ」
そんな声が聞こえたよ
僕の想いも言葉も
君は聞こえる?見えてる?
君の叫びも願いも
僕は聞こえない 見えない

君の声を聞かせて 君の想いを響かせて
叶わない願いだと 分かっていながら

君の想いをあげよう 僕の想いをください
風だけが過ぎる中 僕に叫ばせて
届くことのない声 伝わらないこの想い
それでも僕はこうして
目を開けない君のそばにいるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

君の目

「返事をくれるはずもない君のそばに、勇気のない僕はまだいてもいいだろうか」
想いを伝えられない「僕」の話。

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投稿日:2013/12/05 23:21:26

文字数:654文字

カテゴリ:歌詞

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