最初は何も意識してなかった
だけど、そのうち大きくなった
ちょうど 君が髪を切った頃
大人ボブが可愛かった

後ろ姿がとても可愛かった
後ろに手を組み背中を反った
歩く姿を見るたびに
僕は癒された

毎日毎日 君と話した
他愛もないつまらない
話だけでよかった

最初は片手を伸ばした距離だった
でも、そのうち少しずつ近くなった
何にも出来ない事知っているのに 
何も君の事知らないのに
何してるんだか?
何も変わらないのに 


それからの僕は嫌いな会社に
行くのが楽しくなった
待ち如何しくて 苦手な朝も
早いくらいに起きるようになった

だけど、この感情は誰に言えるわけもなくって
吐き出せないけど 飲み込めない
言葉の塊が胸に詰まった

予めインプットされた
軌道通りなのか?
それならいらないな
それなら欲しくないな

どうせ何も 叶わないんなら
追わない方がいい
仲良くならない方がいい
好きにならない方がいい
分かってるんだ イヤって程にね
だけど、無理なんだ
もう、手に負えないんだ


最初は君の仕草にキュンとして
人を好きになる事の楽しさを知った
でも、君にはもう家庭があること知ってるのに
どうしようもないこの気持ちが辛くって
人を好きになる事のこわさを知った


全く違う色で 全く違う素材で
全く違う形なら上手くいくのかな?

どうせ何も 変えられないんなら
追わない方がいい
仲良くならない方がいい
好きにならない方がいい
多分、その答えは正しいんだろうな
間違ってないよな 
無駄な時間だったのかな?

そんな事ないよな?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ほんとのはなし

閲覧数:53

投稿日:2019/11/03 13:59:46

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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