どんな魔法ですか
どんな言葉ですか
どんな気持ちですか
どれも此れも手から零れゆく

いのち 短し 狂ひ咲き 散り消える
恐れずに咲き誇れたなら

泣きも笑ひも致しませぬ
其れが君の謂ふ"強さ"なら


『 花が ほろり と ひとつ 』


どんな御味ですか
どんな香りですか
どんな痛みですか
何処もかしこも歪んで見える


例え私が此の世から消えやふと
歴史に支障など有りませぬ

綺麗な物から腐り逝く
其れが定めだと謂ふのですか


『 花が はらり と ふたつ 』


いのち 短し 狂ひ咲き 死に向かふ
恐れずに死に逝けるならば

独りきりで散りたくはありませぬ
其れを"弱さ"だと謂われよふとも


醜く腐り散るよりは 嗚呼どうか
君が摘み取って呉れます様に


『 いのち はらりと ひとつ 』


 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

恋吹雪

死は恐ろしいです。同じ絶える命ならば、あなたの手に摘まれて終わりたく思います。ヒトに恋をした桜のお話など如何ですか。音を付けるならねっとりとしたバラードを所望致します。この作品を複製・頒布する場合は御一報下さい。

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投稿日:2009/02/05 01:59:42

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

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