ある日小さな町で人形劇をしていた
美しい目をした彼が語り聞かせる
彼は私のネジを巻いて微笑みかけてくる
ステージに立ち 彼の声に合わせて踊るの
彼はきっと知らない
カラクリの気持ち
舞台で踊ることで
想い届けてること
舞台の上で願うの「届きますように」と
それくらいしかできないの
今の私には
人形の王子さまとのハッピーエンド
彼が優しく笑うから
泣きそうになるの
夜になると人形たちと星を眺めるの
彼は気づかずにベッドで眠りについた
星が流れていくたびに魔法を信じてみる
「どうか私を人間にしてください」と願う
彼はずっと知らない
カラクリの心
話すことができたら
想い伝わるのかな
ねぇ神様お願い 一度だけでいいから
自由な体と言葉を
私にください
彼に想いを寄せること 罪になりますか?
それならせめて空っぽの
人形にして
どんなに願い重ねても届かないのなら
この体が壊れるまで
踊り続けるわ
人形の気持ちは届かないほうがいい
彼の幸せ願うだけ
涙がこぼれた
コメント1
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ご意見・ご感想
KSK
ご意見・ご感想
はじめまして、KSKです。
返事が遅れて大変申し訳ありません><
今回、応募してくださって大変うれしく思っております、ありがとうございます^^
人形の心情がとてもわかる詩で、とても切ない詩ですね。
しかし、そこがいい!とてもよかったです!!
ですが今回は他の方の作品を採用させていただきました。
また歌詞を募集する機会がありましたら、その時はよろしくお願いします。
歌詞のご応募本当にありがとうございました。
2012/08/18 00:18:29