透明な夏だった
眩し気なプールサイド
純度の高い僕ら
はじけたいんだ

下駄箱の連絡網
曲がり角の運命線
そこら中にちりばめた
青春メーター

黒板に列挙してみたんだ
あいつの恋模様
まさかまさかねと噂してたら
まさかがまさかに

「行くぜ」の合図もいらないんじゃないの?
すぐとびだして一番にひかるものをつかめよ
待っては聞かないで走って走って
きらきら乗っ取ろうな、相棒


有り余る比喩のなか
凹凸を探すように
あの子のその全てに
ぼくは上気した

開けっぱなしのシャツに
ボタンをつけれないまま
廊下の隅消えた
日向においで

何から何まで上手くやれない
トンチンカンはさ
窓辺の猫に癒されてたんだ
口数少なく

「いいよ」の返事は聞けるかな
自信とかまるであるタイプじゃないって
きっとわかるよね
今この一瞬を一緒にいたいんだ
それだけだからさ、待っててね

「行くぜ」の合図もいらないんじゃないの?
すぐとびだして一番にひかるものをつかめよ
待っては聞かないで走って走って
きらきら乗っ取ろうな、二人で

二人で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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夏へ、僕は上気した

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投稿日:2023/09/22 14:38:30

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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