華やぐ目眩は快活
心臓が話す鼓動の羅列
ずっと欲しかった筈の評価が
今じゃ自分を縛る足枷だ
僕が求める明日は無いのに
今の安寧を嘘にしたくて
目を背けて殺して裏切って
声を潜めてまた夜が明ける

あからさまに光った希望は蹂躪された君の顔ばかり
それがまさに穿った絶望の果て金切り声が耳障り
従来焦がれてた歓喜の手期待の目見通して
虚ろな目
脳内に生まれる憎悪の芽怠惰の目見透かしてい逝く定め

誰かの声帯の音が
鼓膜に触れてノイズ掻き消して
それで救われたなんてほざいて
自己嫌悪に襲われるただただ
自分が羨む宛は無いのに
今の幻影をそれにしたくて
目を瞑って黙って嘔吐して
息を潜めてまた朝に変わる

波打ち際攫った時間は飛ばずに落ちる小鳥の囀り
その瀬戸際失った如何様燃えずに消える火花は散り散り
万歳睨んでたノイローゼ助けは来ない今は当たり前
生涯抱えてた自分さえ終ぞ訪れる終わりの知らせ

還り際に願った理想は忘却された君のわだかまり
今際の際に放った言葉は永遠に来ない明日の陽だまり
本来望んでたあの逢瀬風化の目見逃してまた回生
本当に愛したあの快晴開花の目見届けてまた来世
泣いてこの手を離してさよなら

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今際 歌詞

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投稿日:2022/05/01 21:02:27

文字数:511文字

カテゴリ:歌詞

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