ある日突然に 家にやってきた奴は
毛のない体と 光る目を持つロボットの猫だ
硬い脚で 走り回ってる
先輩犬 ぼくのことを 無視したまま
まただ みんなに囲まれて調子に乗ってる猫
ほら ドヤ顔して見てるぞ
新入りのくせに 出しゃばって尻尾振って
ぼく まだ撫でられてないのに
ある日突然に 動かなくなった奴は
充電切れらしい 部屋の隅で目を閉じて寝てる
みんなぼくを 撫でて構ってる
嬉しいけど やけに静か 物足りない
早く いつもみたいにさ 走り回ってみせろよ
ほら みんなだって待ってる
新入りのくせに うつむいて眠り込んで
ぼく 話したこともないのに
ぼく ずっと憧れてたのにさ
きみのメタリックな顔
起きた 青く光る目に向かって話しかけたら
またドヤ顔して笑った
新入りのくせに 生意気に逃げ回って
でも 憎めないロボット猫
-----------
A1
あるひとつぜんに うちにやあてきたやつわ
けのないからだと ひかるめをもつろぼおとのねこだ
B1
かたいあしで はしりまわあてる
せんぱいけん ぼくのことを むししたまま
S1
まただ みんなにかこまれてちょうしにのおてるねこ
ほら どやがおしてみてるぞ
しんいりのくせに でしゃばあてしいぽふうて
ぼく まだなでられてないのに
A2
あるひとつぜんに うごかなくなあたやつわ
じゅうでんぎれらしい へやのすみでめをとじてねてる
B2
みんなぼくを なでてかまあてる
うれしいけど やけにしずか ものたりない
S2
はやく いつもみたいにさ はしりまわあてみせろよ
ほら みんなだあてまあてる
しんいりのくせに うつむいてねむりこんで
ぼく はなしたこともないのに
C
ぼく ずうとあこがれてたのにさ
きみのめたりいくなかお
S3
おきた あおくひかるめにむかあてはなしかけたら
またどやがおしてわらあた
しんいりのくせに なまいきににげまわあて
でも にくめないろぼおとねこ
メタリックフレンド
かぎしっぽ様の楽曲「ひとかけらの世界(仮)」への応募作です。
(https://piapro.jp/t/84qe)
最初の音が起動音に聞こえ、そこから連想してペットロボットの猫と先輩犬の歌詞を書きました。
仲が悪そうに見えて意外と仲良く追いかけっこしてます。
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想