僕は僕を一歩引いて冷めた目で見てきた

対向車がきてすれ違えないの分かったから
僕はめんどくさくなって目をつぶって真ん中を走った

退屈な話頬杖ついて君を見た
そんな話の相槌に質を求められても困る
また僕はめんどくさくなって
飲みかけのジャスミンティーを頭からかけて帰った

歩みを重ねるのは簡単だよ
だけど少しも進んでいる気がしないんだ

真っ赤な青に染まって昨日と今日の違いを探す
すると緑がやってきてお前などモノクロの心で十分だと云う

ホントにもういやになって
死ぬ気で片っ端からなんでもやってみた
あんなに必死でやったけどぜんぜん死ななかったんだ
なんだってなってあーあって思ってはいはーいつって終了

最下位から再開します
僕は僕に再会です

目を開けたら対向車はいなくて
広がった道を去っていった

瞬きしたら今まで見てた世界より
全てが鮮やかになってたんだ

本当さ