ぼくは大好き
道端に咲く花
四つ葉のクローバー
ぼくは大好き
小鳥の歌声
空にかかる虹

ぼくは大嫌い
大嫌い　こんな世界
ぼくが大嫌い
大嫌い　今の僕が



(Ａメロ)進化する欲が生み出した
危ない武器(おもちゃ)と独裁主義(ルール)は
人々を負の連鎖で繋がった
環状線の中に閉じ込める

(Ｂメロ)『平和があってこその世界だ！平和を守るべくいますぐ武器を手に取れ！』
灰色の世界に訴え続けるプロパガンダ的思想が臆病な僕の足を駆り立てる

(サビ)ぼくはぼくの好きな物を　ぼくが愛するこの世界を！
守りたいから！守りたいんだ！
武器を片手に　高ぶりを胸に
乾いた地面を蹴り上げ全てを投げ出した


(Ａメロ)退化してゆく街や人を
戦場(キョテン)の穴から眺めた
あちらやすぐそこで爆発
「それも覚悟のうえですから」

(Ｂメロ)『人をどれだけ××しても、終われば英雄として讃えられる』
仲間が半ば弱気なぼくにそう言ってくれたけど、君を××した奴をそう呼べない

(サビ)ぼくはぼくの宝物　奪う奴らみんなを！
許せないから！許せないんだ！
武器を片手に　迷いなんかない
ひびわれた地面を駆け全てを投げ出した


(Ｃメロ)それからぼくはいつしか色々と見失って
それでもぼくの中でなにかが鬩ぎあう
手段選ばず生き残って英雄になるとか
そんな欲望に歯止めをきかせなきゃとか

(サビ)ぼくはぼくを信じよう　さあ行き残るために！
刃向かう奴は！味方だろうと！
武器を片手に　迷いなんかない
ひびわれた地面を駆け全てを投げ出した


(終わり)もう何もかもが全て違いすぎて
ぼくは壊れた　乾いた地面が赤く濡れる
『平和を守るため』　そんな独りよがり
はいているぼくに　誰かが銃口を向けてきた


かつて大きな理想を抱いてた
ぼくはもういない　笑顔がふいに悪意に歪む
『生き残るためなんだ』　手段は選ばない
そういったぼくは　誰かに銃口を向けていた