箱庭の世界で




飛び出したかったんだ

この狭い 世界 という名の箱庭で

どう生きればいいの？


何も知らないままで


もし仮に 君が そばにいたとして


あまりにも 残酷だろう



遠くから 眺めている 自分

他人事で 関係ないと 言い張ってる



とりとめないこの話題も

どうせ忘れてしまうだろう

いつのまにか



飛び出したかったんだ

この狭い 世界 という名の箱庭で

どう生きればいいの？


何も知らないままで


もし仮に 君が そばにいたとして


あまりにも 残酷だろう




遠のいていく 存在を証明する


ありもしない 幻想抱いて 胸にしまうんだ




とりとめないこの僕も


どうせ忘れてしまうだろう


失っていく




そばにいてやりたかった


いつまでも 君を 守れる姿で


見守りたかった


知らないことの方が


多いが この世界は 回っていく


何事もないように




過ぎ去った 時の中で


留まったまんまのこの世界は




君が知らない僕を


見せる必要などないけれど


覚えていて欲しいから


僕も知らない君を


この先 知ることはないだろう


それでもいいから


飛び出したかったんだ

この狭い 世界 という名の箱庭で

どう生きればいいの？


何も知らないままで


もし仮に 君が そばにいたとして


あまりにも 残酷だろう

残酷だろう