I
いつか失くした
最後の欠片
希望を繋ぐ明日へ
A
君が眩しげな目で
見つめる先には
真実だけが見えてたんだろう
曖昧なままで踏み出してみても
僕だけ進めない
B
囚われた小さな世界の中
まるで万華鏡だね
景色はめぐり変わる
ひとときの華に魅せられたら
忘れられたのに
S
あのとき交わした最後の言葉は
静寂に掻き消されて
唇でなぞる記憶は
隙間に溶けゆく溜息
零れないように抱き締めてみても
空白は加速してゆく
信じていてよ
君が描いていた
景色は次の空に見える
A
ひとり佇んだ大地
堕ちた星屑が
虚空の心ひらりと照らす
透明な音でモノクロのままで
よみがえる情景
B
あとひとつ埋まれば繋がるのに
見つめられないままで
それでも恋い焦がれて
無意識のうちに遠ざけていた
切り取られた瞬間(とき)
S
どうして離したこの掌には
後悔を濃く刻んで
追いつけない時の中で
弱さを言い訳にしても
やがて薄れゆく君の温もりに
どこまでも奪われてゆく
抱き締めたままいくよ
この痛みも
いつか優しい時間に消える
B
確かなはずだった心模様
まるで万華鏡だね
くるくるめぐり変わる
それでも君は ねぇ変わらないで
君のままでいて
僕のために
S
ふたりで交わした約束の意味を
探して今日も彷徨う
失くした最後の欠片が
明日の道標になる
鮮やかに誇る偽りの中で
君だけが僕の真実
永遠の別れと知りながらでも
あと少しだけでいい
希望を見せて
≪ひらがなver.≫
I
いつかなくした
さいごのかけら
きぼうをつなぐ あすへ
A
きみが まぶしげなめで
みつめるさきには
しんじつだけが みえてたんだろう
あいまいなままで ふみだしてみても
ぼくだけすすめない
B
とらわれたちいさな せかいのなか
まるで まんげきょうだね
けしきは めぐりかわる
ひとときのはなに みせられたら
わすれられたのに
S
あのときかわした さいごのことばは
せいじゃくに かきけされて
くちびるでなぞる きおくは
すきまにとけゆく ためいき
こぼれないように だきしめてみても
くうはくは かそくしてゆく
しんじていてよ
きみがえがいていた
けしきは つぎのそらにみえる
A
ひとり たたずんだだいち
おちた ほしくずが
こくうのこころ ひらりとてらす
とうめいなおとで モノクロのままで
よみがえる じょうけい
B
あとひとつうまれば つながるのに
みつめられないままで
それでも こいこがれて
むいしきのうちに とおざけていた
きりとられたとき
S
どうしてはなした このてのひらには
こうかいを こく きざんで
おいつけない ときのなかで
よわさを いいわけにしても
やがてうすれゆく きみのぬくもりに
どこまでも うばわれてゆく
だきしめたまま いくよ
このいたみも
いつか やさしいじかんに きえる
B
たしかなはずだった こころもよう
まるで まんげきょうだね
くるくる めぐりかわる
それでもきみは ねぇかわらないで
きみのままでいて
ぼくのために
S
ふたりでかわした やくそくのいみを
さがして きょうもさまよう
なくした さいごのかけらが
あしたの みちしるべになる
あざやかにほこる いつわりのなかで
きみだけが ぼくのしんじつ
えいえんのわかれとしりながら でも
あとすこしだけでいい
きぼうをみせて
ラストピース
ティー様の曲に歌詞をつけさせていただきました。
http://piapro.jp/t/TZq4
変わりゆく景色の中で繋いだ手を思わず離してしまった。どんなに願っても、その時にはもう戻れないと知っている。最後に君と交わした言葉を思いだせたら、やっと明日に進める気がするよ。
10.20
歌詞の一部を変更しました。
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