壊れそうで 消えかけてた
夏の日差しで溶けてしまいそうな
重い想い ずるずると引きずって
今年もまた 弾ける太陽が眩しくて
上を向けないから
俯き加減で歩いていく

何度も同じ 夏を過ごして
傷をたくさん残してく
ちょっと待ったなしのカレンダー
何がどうなっているんだろう
常識はずれ 真っ白な肌
僕はどこに居ればいいの

もう戻ってこないと分かってたハズなのに

夏の希望は あの日の僕は
全部思い出と化した
夏休みも後ろ向きで走り去ってゆく
耳障りだった 蝉の声も
弱々しく反響した
だからバイバイ、忘れないで青い空を

Blue-E


少しぐらい 夢を見せて
夏の日差しにも負けないような
理想の僕 ぐるぐると巡って
今年もまた どれが本当かわかんないな
夏バテ症状
もう青い空も呆れてる

何度も同じ 夏を過ごして
だんだん抑えられなくなる
ちょっと待ってなんて呟いても
蝉の声に掻き消されて
常識はずれ 寝癖のままで
僕は何がしたかったの

楽しい季節になるハズだったのに

夏の期待は あの日の僕は
全部思い出と化した
夏休みも本当のことは言えないまま
目障りだった あの笑顔も
今はもう疎らになった
だからバイバイ、忘れないで青い空を


夏の終わり
涼しい風が吹いて
星がもう顔を出し始めてた

…ウンザリだなあ

終わらないで欲しいのは
宿題が終わらないから？
まだ休み足りないから？

どこか寂しいよ

本当は気づいてた。


夏の希望は あの日の僕は

夏の期待は あの日の僕は

夏の希望は あの日の君は


夏の終わりは


夏の願いは 僕の想いは
全部思い出と化した
届かなくて、追いつかなくて後悔だらけで
恥ずかしい
あの日のことも 捩曲げたい記憶も
何度夏が終われば 良い思い出になるのかな
そのときは
君も 僕も みんな 誰も
いなくなってるかもしれないけど、
またどこかで会おうね
だからバイバイ、忘れないで青い空を

「あの日交わした言葉を」

だからバイバイ、また来年ここで会おう

Blue-E