遠くに見えた
景色を


何時の日か誓った声を
貴方が例えば忘れ去るなら
何時の日か描いた弧が
夕凪に溶けていく

遠くに見えた
景色を
今 見ている


何時からか失くした色を
投げ捨てたのに探して
何時からか求めた物とは
只目的へと流れて行く

遠くに見えた
景色を
今 見ているのは
きっと報われたと言う事



何処からか目的も知らず
ただ泣いて笑って歩いてた
何処へかはあて先も見えず
辿り付いたのは


あの時投げた声を
あの時探した夢を
あの時見えた景色は


遠くに見えた
景色は
描いた幸せという君で
今更聞こえた
命の音
目を閉じて初めて気付いた


どうか貴方の目に
私が笑ったのなら
色鮮やかな向日葵に
夏の蒼い海に


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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風弔

幸せなんて追いかけているときは遠くて
でもきっと目を永遠に閉じる時になって
ろくでもない人生でも
幸せだったと笑えたらきっと勝ち

遠い景色が
その時初めて直ぐ其処に見えるんだ

そんな、一応夏の歌(ええええ

閲覧数:133

投稿日:2008/05/15 14:15:15

文字数:324文字

カテゴリ:その他

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