―この世の中の理不尽さには嫌になる―



▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼



「あー…疲れた。」

頭がクラクラする。
意識が曖昧になる。
視界が歪む。
景色がぼんやりとしている。

足元がふらつく。
…何歩歩いたっけ。
歩数も曖昧だ。
ふと、足元に視線を落とした。

「ハハッ、これってシューゲイザーだ。」


何言ってんだ、俺。
思考回路がオーバーヒートしてんのかも。
今は何も感じない、考えられない。

俺は何をしたかったんだろう。
子供の頃あこがれていた人生像は……もう無くなった。



▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽



毎日毎日頭を下げて、ご機嫌をとって、ニコニコして……。
いったい何回繰り返せばいいの?
何回戻って、何回進めばいいの?
立ち止まることはできない。
あーしろこーしろ、無理言って。
そーしよどーしよ、従って。

「え、俺人間なんですけど。」

そー叫んでやりたい。
でも何も言えない、ああ。
明日の光一体どこにある?
足掻いて足掻いて、その答えを見つけようとする。
……それでも分かっていた…自由なんて無いことを。



▼△▼△▼△▼△▼△▼



―蟻ってさ、どんなに高い所から落ちても死なないらしいよ。


ああ、意味不明な思考がこの身体を蝕んでいく。
フェンスを掴みながら、ヒトリ笑う。
じゃあ、俺がここから落ちても死なないよな。
だって俺は“蟻”だからな。
這いつくばって訴えたって、雲の上のやつらには伝わらない。
もし伝わったって、人類は皆平等だって言うだろう。
そんなの聞いてるだけで○×□△。
誰を信じて歩けばいい?

「俺は一体誰なんだ。」

あの日見た夢に連れてってよ。
ただ進む意志を託してよ。

「俺は…、」

ヒトリ呟く。
また足元に視線を落とした。
目の前には…花。
凛と咲いている。
それが“世界”だと諭すように。



▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽



明日は見えない。
…見たくも無いけど。
分かってるんだ…自由をこの手に。


俺は愛も地位も名誉もいらない。
そんなのがあって、本当に人生面白い?

解き放たれるその時まで、ただ今は割り切ってさ。
……“生きる”を選び続けるんだ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アント

まだスランプだけど、がんばって書きました。
この曲好きなんですよね~^^

KulfiQ様、すみませんでした。

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閲覧数:105

投稿日:2011/05/26 23:17:26

文字数:925文字

カテゴリ:小説

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  • 禀菟

    禀菟

    ご意見・ご感想

    何か意味深てか、なんてーか…
    この曲知らんしねw
    あとできいてみるえ♪

    ぶんちゃいは貴方の中にある~♪

    2011/05/27 18:55:36

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