「ただいまー」


「…お帰りなさい、マスター」



玄関を開けたらマグカップ片手に立っているヒイトが出迎えてくれた。いつも走ってくる、ライトとリイトが来ないな



「ライトとリイトは?」


「…ライトは昼寝。リイトは部屋で勉強中です。兄さんは買い物に行ってます」


「そっか」




とりあえずリビングまで行き鞄を降ろした。ドスンと音が響く



「…重そうですね」


「模試の前日だからねー」



アハハと苦笑してソファーに座ると隣にヒイトも腰掛けた。なんかすごく見られてるんですけど…




「どうかした?」


「あ…いえ、マスター、疲れてるみたいで…つい」


「疲れた顔してる?」



聞いてみたらコクリと頷かれた。うーん…そんなに疲れてはいないけどなぁ




考えてたらヒイトがソファーから立ち私の後ろに立った。肩に手が置かれる



「……肩、揉みます」


「あ…ありがとう」




手にグッと力が込められて思わず声がでかけた。気持ちいいけど…凝ってるもんだから痛い



「…カチカチですよ、マスター」


「あー…やっぱり?イテテテ…」




相当の肩凝り症で、私の肩はだいたいいつでも凝ってる。揉まれるとこめかみに響くんだよねぇ…




5分くらい揉んでもらって、随分楽になったので終わりにしてもらおうかな



「ありがとーヒイト。随分と楽になったよー」


「…いえ。……俺でよければいつでも揉んであげます」




ヒイトが笑ってもう一度私の肩に手を置いた瞬間、カイトが帰ってきた



「ただいまー。あ、マスター。
お帰りなさい」


「ただいま」



カイトがリビングに入ってくる
直前にヒイトは離れてソファーの背もたれに寄り掛かった体勢に。なんかちょっと残念な気がする





あのさ、また頼んじゃってもいいかな?あ、でも二人の時にね。




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KAITOと種っこがやってきた24

適当すぎるだろう今回の話…。ネタがないんだもん…(殴)

なんとなくですが、多分カイトは肩揉み下手だと思う。頼むならヒイトです

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

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投稿日:2010/01/21 20:21:25

文字数:807文字

カテゴリ:小説

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