
物心ついた頃から
光は誰かのものだった
その近くに行くたびに
影が濃くなっていった
どんどんどんどん暗がりへ
ずんずんずんずん追い込まれ
必死に手を伸ばしたけど
手を取られたのは光る者だった
溺れてみろよ
この胸の独に
Iを探して
一緒に沈んで
初めてわかる
光は僕を支えて
暗がりへ落ちていく
まだ光消えないまま
近頃は大人びたねと
光が群れの中言った
その眩い世界では
僕は風景の一部
ぐいぐいぐいぐい光から
ぐんぐんぐんぐん離されて
選ばれ微笑む光が
ふと首振るのを黙り眺めてた
溺れてみろよ
この胸の穴に
Iを探して
手探りの中で
初めてわかる
光は火傷してた
自らの放つ熱
でも光消さないまま
真似してみたんだ
光の声も歩き方も
でもそれはいつも
僕の中になかったんだ
溺れてしまう
この穴の奥へ
Iは淀んで
でも底探って
掴んだ手押した
光の方へ伸びた
たくさんの手をめがけ
その光消さないよう
闇の中で独り
光に溺れる
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