五月最終週
月曜日明け方
凍える朝もやに
窓を開けてみたんだ
見下ろした地形は
色が見えないまま
誰にも気づかれず
窓枠に手をかける
君はそれを嘲笑った
鎖に繋ごうとした
立場ばかり気にしていた
分かってはいるけど
ねえねえそこの眼鏡君
今の私はどうですか
君が馬鹿にした姿
夢と希望と理想とが
入り混じったこの姿は
三月最終日
火曜日の昼過ぎ
解れたプライドの
糸を結ばれたんだ
顔を上げて見えた
眩むような現実
誰にも気づかれず
窓を閉じたその意味
君がそれを嘲笑った
自分でも嫌になって
毎夜首を絞めながらも
気づいていなかった
ねえねえそこの眼鏡ちゃん
過去の私はどうですか
君が後悔した姿
傷と罵倒と絶望に
入り乱れたこの姿は
ねえねえそこの眼鏡君
今の私を見ても尚
君は実に愚かだって
この目を見て言えますか
ねえねえそこの眼鏡ちゃん
過去の私がどうであれ
君は嘆かなくていい
傷と罵倒と絶望に
塗れる日々を繰り返し
夢と希望と理想とを
叶える日に辿り着くから
これは君の目に物を見せる話
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