憂炉(うろ)阮汰(げんた)。バスケバカだし、
滅多に笑ゎなぃし、
乃愛ょり小さぃし、
無口で無愛想。


だけど、
私は、風神(かざかみ)美月(みつき)は
そんな君に恋をした。


「まぁー俺、試合でれなぃし、みつきもがんばりー」
「ん、阮ちゃんがそぉゅーなら頑張る」


阮ちゃん。
君は小さな体に“5”とぃぅ番号を背にして
いつだって一生懸命。


それは
チームの為…?
自分の為…?
それとも
義務だから…?


…どれも違った。


ただ単に
君はバスケが
好きなだけ。



「俺、いつもどうりバスケやったら疲労骨折になる言われたからあまりでなかった、っていうか骨に骨折てきなのレントゲンにうっすらでてたんだけどね」



疲労骨折、て…。
バスケしすぎ(;´д`)


そこまでして
バスケする意味が
美月には
どんなに考ぇても
分かんなぃょ。


だって
一生懸命努力すればするほど
大切な人が
大好きな人が
みんなみんな
姿を消すから。


バスケだって同じで。


“もぅ少し!”


…捻挫。


努力すればするほど
美月には災難が降り注ぐ。

阮ちゃんを好きになって。また災難がくるのかな、て思ってた。



でも




違った。



美月は
“阮ちゃん”とぃぅ君に出逢って、夢が出来た。


阮ちゃん。


阮ちゃんと出逢って
美月は“人を笑ゎせたぃ”と思ぃました。
滅多に笑ゎなぃ阮ちゃんを笑ゎせたぃ。


阮ちゃんと出逢って
美月は“人を守りたぃ”と思ぃました。
バスケバカな阮ちゃんを
小さぃ阮ちゃんを
美月は守りたぃ。



阮ちゃんの為に。


自分の夢の為に。


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小さな君はバスケバカ。



バスケ部の2人が出逢ったらこぅなった。

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投稿日:2013/10/16 15:15:25

文字数:707文字

カテゴリ:小説

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