ふるさと～穏やかな光の中へ

以前インディーズとして作った曲です。
実は生の人間が一発で撮るのは無理(息継ぎが…）
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ふるさと～穏やかな光の中へ
作詩：林田　百合
作曲：石川　正敏

　ふるさとへと動き出した　列車の椅子へと片肘をつき
　窓枠へと広がってく　都会の街並　ぼんやりと見た

　ビル街が消え始め　緑色の景色
　送り出すような若葉の　その向こうに

　追いかけてた夢を追って　飛び出すように出て行った街

　初めて指を重ねた　戸惑いを運ぶ　風のように
　初めて泣き顔見せた　友達のように
　遠い思い出が揺れた

　ふるさとから届く手紙　電話もメールも無視して過ごした
　「私だけの生き方」って　片意地張っても寂しさ隠して

　辛いほど夢に見た　緑色の景色
　「帰ってこい」って言葉を　いつしか待っていた

　哀しみとか挫折だとか　荒んだ気持ちを　包み込む街

　初めて愛に気付いた　あいつの部屋で　知った朝
　初めて頬をぶたれた　パパの涙と　涙
　思い出が呼んだ

　ふるさとへと止まる駅の　変わらぬ街並　滲んで見えてた

　初めて優しくなれた　穏やかな光　その中に
　初めて心が揺れた　生まれた場所の香り
　初めて素直になれた　笑顔が待ってるホームへと
　初めてそこに降り立つ　旅人のように
　そっと列車を降りる…