明日なら
都合よく運べる愛情に　
肩寄せて
見失う事無く歩けるはず
だったら今
なりふり構わずに叫びたくなる　
昨日より「明日」なら、今日を生きてみたいと

膿出した記憶の　(tick tock..)
微睡みが解けても（peek-a-boo）
耳を掻く仕草を　(tick tock..)
覚えている　
消えてしまいたい　

相手に成ったら、疎さだけが映えて見える
教えてもらった事も思い出せる
だから
あの男がもう一度、この腕に戻るなら
嘴さえ折るのさ　

生きていたいよ
あなたの眼に
私の明日を刻みたいよ
そう　待ってほしいの
自由な場所への行き方は幾つも無いでしょ

ふわり触れて
少し古い白くてかわいい
○に飲まれてく
ゆらり揺れて
どうもしない
So long, sir!　
もう幕引き

泣いてしまったら、跡形もなく消えてくれる？
教えてもらった事も忘れられる？
今が
その時さ、もう飛ぼう
一瞬の煌めきを口走って仕舞うのさ

生きていたいよ
あなたの眼に　
私の明日を刻みたいよ
もう覚めてしまいそう
期待通りに
褒め尽くしてくれよ、最後に

明日には
剥き出しのままの無垢な顔で
偽る事なく許してほしい　

＊枝垂れ桜の花が舞う頃
　私の心も舞い踊り
　蟀谷に多少の違和感を覚えつつも
　彼への想いは募る一方で
　微かに残る「群像の人」
　そして橋の向こうに見えた無邪気な子供
　その情景に私はただ
　流されていただけなのかもしれない