花に差す / 初音ミク

霽るる日々を想っていたんだ
懐かしむほど偉くないし
退屈なんだ
飽き性な自分は嫌いじゃないよ
でなきゃ生きられないから
浮遊したまま夜を溶かして

朝が降り止むまで 藍を書いていた
指先はとうに枯れた

噤めば破れるくらい辛い今を歌え
ほら蒼に咲いた
灯りのない暗い街に声よ伝え
ただ まだ青二才な
鼻を刺した 風の香 揺らいでる
花はさして 些末 空惚け


溜息ばっかの人生は無彩色
幸せが逃げるみたいだ
必死に息を止めて
必至は死んでいく未来だ

天が泣き止むまで 夕を描いていた
心も全部散った

瞑れば憶えるくらい嫌いだ 宵或え
はらはら ただただ また亡れたいんだ
当たり前に去来 街はもう勿せ
まだ亜くないよな
花が咲いた 足音 散らしてく
春を指した 一つ 待ち惚け


腹はまた鳴くから
針はまだ歩くから
春はまた逃げるから
霽れはまだ来ないから
夜の日差しを
朝の月明かりを
それだけで

噤めば破れるくらい辛い今を歌え
ほら蒼に咲いた
灯りのない暗い街に声よ伝え
ただ まだ青二才な
鼻を刺した 風の香 揺らいでる
花はさして 些末 空惚け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花に差す 歌詞

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投稿日:2022/08/21 18:43:59

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

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