
春には桜を眺めてる人たちで
溢れかえりそうになってた公園も
緑に染まる頃には誰もいなくなって
人々交じる交差点見つめてるだけなの
僕らの街は美しいさ
嗚呼、それは上辺の話だけ
何も無くなった公園は汚くてさ
いつか無くなる
思い出など無視して
秋には紅葉眺めてる人たちで
溢れかえりそうになってた山々も
葉っぱが落ちた頃には寒そうに演じて
頭を白く染めて綺麗だと言わせる
僕らの街は美しいさ
嗚呼、それは上辺の話だけ
誰もいなかった心の奥にはほら
雪で出来てた炎がただ揺れてる
誰一人として魅力を感じないこの街はそう
誰からも美しさを見られなくなった街だから
君はせめて覚えていてこの街の素晴らしさを
みんなが忘れてしまったものを君は持っているからさ
此処の街は美しいさ
嗚呼、それは上辺なんかじゃない!
みんな思い出してよこの街の素晴らしい所を
季節巡りくるそれだけで凄いことだと思うんだ
いつか消え去った感情が芽を開いて
それが「この街」を彩っていくんだ
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