ジャケット

00:00 / 04:45

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

両手いっぱいの花束よりも

作詞:八白
作曲・編曲:でっち
使用VOCALOID:初音ミクV4X

あさっての向こう
昨日の先を指し示す猫は
失うことなど恐れはしない
君の持つ傘は
開くだけで雨が降り止んだから
一度だって音を奏でなかった

明日をなくしたままで
ランプは部屋を照らし出す
屋根裏を行く僕たちの
ポケットに夢のかけら

ありがとう
火照った頬を君に見せたくなくて
ボロボロの靴は
僕らの歩いた証だから
いつか 君がいなくなる前に
伝えたい言葉がある
ひとりきりのとき、小声で練習してみたりして


標識の向こう
真夏の空は なにを映している?
白い雲だけが知らないままで
悲しみの果てに笑い始めた
憐れな少女は
ちいさな花束に救われたから

明日だけに目を向けて
帰る場所もわからなくて
それでも手のひらには
きっとすべてが刻まれている

ありがとう
大きな背中 追い続けてきたから
君の顔 君の瞳を
あまり見慣れていないんだ
いつか 君がいなくなったあとは
がらんどうの空き部屋で
夕飯のこととか考えながら
泣くんだろうな

ありがとう
火照った頬を君に見せたくなくて
ボロボロの靴は
僕らの歩いた証だから
ありがとう
泣き腫らした目を君に見せたくなくて
どうしても
僕の口から伝えたいことがあるんだ
うまく言葉にできるのか
ぐしゃぐしゃでわからないけど──


いつかの花束は
心の中に咲いているから
ありがとう
僕に居場所をくれて、ありがとう

笑ってくれて
支えてくれて
伝えてくれて
隣にいてくれて、ありがとう

怒ってくれて
信じてくれて
繋いでくれて
そっとキスしてくれて、ありがとう

閲覧数:743

投稿日:2017/02/15 21:19:46

長さ:04:45

ファイルサイズ:10.9MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました