壊れそうな未来に気づいて 
守りたい毎日が変わり始めてた
進む道は向かい風 君を包み込むだろう

嵐に巻き込まれても 今日を駆けてゆく
果てしない欲望に 振り回され
叫ぶ声 掻き消され 失くしてしまわぬように

開かれてる扉の向こうは 
支配者がうす笑い 手招きをしてる
君が目を閉じていれば 自由を約束するのか 

定めに従う前に 明日を駆けてゆく
理想には遠い今 見つめながら
当たり前の日常 平和を取り戻したい

嵐に巻き込まれても 今日を駆けてゆく
果てしない欲望に 振り回され
定めに従う前に 明日を駆けてゆく
理想には遠い今 見つめている
当たり前の日常 手にする その時まで

《かな表記》
こわれそうな みらいにきづいて 
まもりたいまいにちが かわりはじめてた
すすむみちはむかいかぜ きみをつつみこむだろう

あらしにまきこまれても きょうをかけてゆく
はてしないよくぼうに ふりまわされ
さけぶこえ かきけされ なくしてしまうまえに

ひらかれてるとびらのむこうは 
しはいしゃがうすわらい てまねきをしてる
きみがめをとじていれば じゆうをやくそくするのか 

さだめにしたがうまえに あすをかけてゆく
りそうにはとおいいま みつめながら
あたりまえのにちじょう へいわをとりもどしたい

あらしにまきこまれても きょうをかけてゆく
はてしないよくぼうに ふりまわされ
さだめにしたがうまえに あすをかけてゆく
りそうにはとおいいま みつめている
あたりまえのにちじょう てにする そのときまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

明日(あす)があるなら - If Tomorrow Comes -

KSTY様 https://piapro.jp/t/IRZx の曲につけた歌詞です

香港反政府デモにインスパイアされて書いたものです。

タイトルは、周庭さんが保釈された後、1年後は生きているんだろうか、と言っていたことから、シドニィ・シェルダンの小説「明日があるなら」を思い出してつけました。

将来の希望を抱いていた若者たちが、体制に疑問を抱き、知らぬ間に発言の自由を失いつつある現状。それに気づき声を上げるが、力で抑え込まれてしまう。今まで当たり前と思っていたことが当たり前でない現実。

権力者たちの果てしない欲望の脅威。門戸は空いているが、それは体制に屈するということ。目を閉じていれば自由を約束するというのは、理不尽だと思うことを目にしても見なかったことにする、疑問を持ってはいけない、ということです。

デモシストは解散しましたが、それは体制に屈したわけではなく、生きていれば希望があるということで解散したので、歌詞も将来に希望を持たせて書きました。

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投稿日:2020/09/16 13:23:31

文字数:659文字

カテゴリ:歌詞

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