海月が揺れる午後 未だ暮れる青が
くすんでくすんでもう見えないの

鳴り響くサイレンはきっと
あの夜のことを切り取った
どうか朝靄で誤魔化して
撃ち抜いた心臓を噎いで

ずっと待ってる
きみは夏風に拐われて
ゆらり揺れる木漏れ日の縁
きみが見えないから手を振った
ランプライトなら要らないの

不器用に開く目と明快に嘆く恋が
嫌いで嫌いで仕方がなくて

12秒落ちるまで一緒
いま黙るだけの焦燥が
いつか夕空を染め上げて
放つたび湿る紙飛行機

息を止めた
きみが夏風に隠されて
ひとり立ち尽くす夏音色
透過、見えないのに手を取って
ランプライトに閉じ込めていたの

ずっと待ってる
きみは夏風に誘われて
ゆらり揺れる木漏れ日の縁
きみと手を取ればどこまでも
ランプライトなら要らないの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ランプライトの焦燥

どうか走り抜けて。

閲覧数:516

投稿日:2017/07/20 23:16:21

文字数:343文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました