二千と十二の朝を数えて 動いたエレベータ 明かりが瞬く
遥かに見下ろす 海と空の色は 遠い昔に見た瑠璃色
  
君の声がどこを探しても聞こえないんだ
悲しい予感が心にそっと忍び込んでくるんだ

雨が降り注ぐ いつまでも降り注ぐ 君と出会った高台も淡く滲む
あの日の喧噪 遠く離れて この世界にただひとり とめどなく歌う

苔むした高速 錆びた車の列 越えて君の住んでた街まで
見つけたものは 立ち枯れたバイクと 君がいつも被ってた帽子と

君に聞いて欲しいことが沢山あるのに
篠突く雨音が全てを包み流してく

雨が降り注ぐ この都市に降り注ぐ 君と歩いた坂道も白く煙る
あの日の喧噪 遠く離れて この世界にただひとり しとどに濡れる

雨が降り注ぐ いつまでも降り注ぐ 君の記憶携えて深く沈む
見上げた空へと 伸びゆくエレベータ 僕達の墓標のように 静かに佇む

"Mi amas vin"

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】ジェイコブズ・ラダー

自作曲【初音ミク】ジェイコブズ・ラダーの歌詞です。
http://piapro.jp/D_Flatline

閲覧数:2,596

投稿日:2009/02/05 13:43:54

文字数:395文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました