「どぅるぎたー氏、大いに語る」

Music どぅるぎたー(2016)

あれはまだ7才の頃 空想の地図を描いてた
真っすぐには延びない道を 工事中の道を

音楽の教科書をもらって 初めて楽譜を見た
道は自分じゃ作れないけど 歌ならば作れる

 意表を突くとか 誉められようとか
 余計なこと 考えないで 作ったメロディーは

子どもの自分でもわかるくらい とても未熟な歌だった
だけど空想じゃない楽譜は 宝物だったんだ

あれはそう9才の頃 先生はギターを弾いて
朝の会と帰りの会に みんなで歌を歌った

あこがれて僕は父さんに ギターを教えてもらった
Fは子どもじゃ鳴らせないけど 他はなんとかなる

 言葉を知らない妹だけを
 たった一人の観客にして かき鳴らすギターは

誰が聞いたってわかるくらい たぶん未熟なギターだった
だけど妹の笑顔をみて 僕は歌っていた

 月日を重ねて 大人になって
 余計なことばかり 考えながら 作ったメロディーは

子どもの僕に聞かせたなら 退屈な顔をするだろう
それは空想じゃない時間が 流れた証なんだ

現実という地図のなかを これからも歩いていくんだろう
真っすぐには延びない道を 工事中の道を

だから僕には必要なんだ 少し足元 照らす歌が
道は自分じゃ作れないけど 歌ならば作れる

生きていれば歌える

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「どぅるぎたー氏、大いに語る」

KANの「めずらしい人生」の影響を受けて、
自伝的作品をつくってみました。

閲覧数:181

投稿日:2016/10/23 16:52:24

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • どぅるぎたー

    あ、しばらくコメントに気づきませんでした!
    失礼しました^^;

    気楽に作っただけの“リハビリ曲”です~w
    最近ほとんど曲をつくれていなかったので、
    あまり完成度とか人様に聴かせることを考えずに、とにかく書いて、
    少しずつペースを取り戻していこうと思ってます~^^

    2016/11/11 22:57:14

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