『足早に過ぎた遠い春』
A.
瞬きするたび変わっていくこの世界を
早足で駆け抜けた僕は何を見たんだ?
気付けば有ったり無かったりの繰り返しで
手に入れようとしなかったのは僕が弱いからか
B.
そうやって生きてきた 早足で歩いてた
走るのはニガテだけど歩くのは速いんだよ
それだけが 僕の自慢で
S.
足が棒になって 靴擦れだって治る暇はなくて
でも前に前に不器用に
進む事しかできなくて
それでも手だけは繋いで 温もりだって感じてたんだ
振り返ったらそこには 君の疲れきった笑顔があった
A.
瞬きするたび変わっていくこの世界を
早足で駆け抜けた僕は何を知っていた?
気付けば得たり失ったりの繰り返しで
気にかけてやれなかったのは僕が弱いからだ
B.
そうやって生きてきた 早足で歩いてた
走るのはニガテだけど進むのは速いんだよ
今はそれすら 僕の欠点で
S.
喉が渇ききって 君を呼ぶ声だってもう出やしなくて
でも前に前に不器用に
進む事しかできなくて
気付いたら手は解かれてて 冷たい風が吹き抜けた
振り返ったそこには 君の姿はこれっぽちも 見つからなくて
S.(C寄り)
体が冷たくなって 瞳だけはずっと温かくて
前に前に不器用に進むことすらままならない
それでも君の優しさと 温もりだけがただ恋しくて
振り返ったらそこには 自分の足跡が続いてる
(僕は不器用だから 君を置いていってしまった)
S.
足が棒になって 靴擦れだって治る暇はなくて
でも前に前に不器用に
進む事しかできなくて
流れた涙を拭って 少し立ち止まってみた
上を見上げたらそこには 綺麗な澄みきった空があった
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想